グラキリスは、塊根植物であるパキポディウム属の一種で、マダガスカル原産の植物です。丸い塊根と、そこから伸びる細い枝、そして先端に付く葉が特徴です。和名では「象牙宮」とも呼ばれ、そのユニークな姿から人気があります。
⚫︎置き場所 日当たりと風通しの良い場所を好みます。
⚫︎温度 10℃以上
⚫︎水やり 土の表面が完全に乾いてから鉢底から水が流れ出るくらい。冬は葉が落ちて休眠したら断水気味に管理。
⚫︎肥料 春、秋(真夏と冬場は×)肥料を月に1回
⚫︎病害虫 ハダニ、カイガラムシ
盆栽に近い感覚の存在感ですが、同様にサイズが大きいものは価格が高めです。ただし小さいものは比較的安価なのでまずは小さいものからチャレンジしてみるのも良いでしょう。時間をかけて育てることで価値が上がるというロマンや、盆栽に近い魅力を感じる方も多いようです。
また、原地木は塊根部分が赤く、日本で種から育てたものは青くなっているという特徴もあります。